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黄色の完熟ゴーヤから赤い種
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黄色の完熟ゴーヤから赤い種

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黄色の完熟ゴーヤから赤い種




ゴーヤは完熟すると、とても鮮やかな黄色からオレンジ色の果皮と赤い種になります。これはとても綺麗です。しかし、人が食べるときには困ったことです。どうしたら黄色くなるのか少し考えてみました。



ゴーヤが黄色くなる前に収穫する


だいたい何日目までおいしく食べれて、何日から黄色くなりはじめてだめになるのか明確にはわかりません。ただ、少しでも黄色くなり始める兆候として、実を手で押すと柔らかくなっていることが分かります。この時点でもうタイムリミットという感じです。食感はまだあります。

中のワタにあたる部分が柔らかくなり始めているのだと思います。しかし、この柔らかくなるまで待ってから収穫していては手遅れになるものもだいぶ出てきます。できれば、幼果ほどおいしいので硬いときに思い切って早めに収穫して食べてしまうほうがいいと思います。

特に新鮮でちょうどいい大きさになったゴーヤは、薄切りにして塩で浅漬にして、鰹節をかけると大変、美味です。大きくなりきるほんの少し手前くらいが一番美味しいと懐います。小さすぎても、実が細くてワタや種を取るのにスプーンが入らなくて苦労します。だいたい、その時のゴーヤの株の調子によってどのくらいの大きさまで成長するかがわかりますので、その時の状況をみて収穫します。




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ゴーヤーがまだ小さいのに黄色くなってしまう


ゴーヤーの実が大きくなるのを待っているときに、一向に大きくならずに10センチ位の大きさで黄色くなってしまうことがあります。これは暑い時期によくなりやすいのですが、どうしても気温が高いとすぐに黄色くなってしまいます。あとそれに加えて水分や栄養分などが不足しがちなので、実が大きくなれないようです。

またゴーヤーの枝や葉が大きく成長して実がたくさん付いていると、その分栄養が行き渡らなくなり、実も大きくなる前に熟してしまうということになるようです。そのため収穫し始めの7月よりも8月の終わりの頃の方が、黄色くなるとにかかる日数が短くなっていきます。

そう考えると、暑くなってきたときには小さいゴーヤを収穫するということがベストなのかもと思っています。そのような時に無理に大きな実を作ろうとしても難しいことなのかもしれません。暑い時には小さいゴーヤを数多く取ることを目指してみるほうがいいと思います。

また本当に根がびっしりと詰まってしまって全く成長が滞ってしまうということもあるようです。これは小さいプランターなどで栽培していると、起こりうることだと思います。このような時には、少しプランターの中の土を持ち上げてみてどれくらいビッシリと合っているか確認してみるといいかもしれません。ここでできることは、せいぜい大きめのプランターに素早く入れ替えて新しい土を足してやることくらいです。決して根鉢は崩してはいけません。根を痛めるとそれに対応するツルが枯れてくると思います。

しかし、収穫終了間近ですので、そこまでする見返りはあまりありません。

小さいのに黄色くなる理由は、やはり、ゴーヤーが黄色く熟するまでに実の肥大する時間がない、ということなのかもしれません。ゴーヤは緑色の未熟果を収穫するものですが、緑色の間は成長して実が大きくなることができるのですが、夏野菜などの果菜は、実が熟すためには、温度が必要で、積算温度といって、毎日の温度の合計が何度になったかということを目安にして熟していくようです。

つまり、気温が低い時期は黄色く完熟するまでに日数がかかりますが、夏場の猛暑日などが続くとあっという間に完熟までいってしまうので、大きくなれずに黄色くなってしまうのかもしれないと思ったりもします。真夏と初夏で何日間で黄色くなるかと数えたら全く違うかもしれません。

これがゴーヤーが小さいのに黄色くなってしまう理由かもしれません。しかし、自然は複雑に絡み合っていますので他の要因もあるのだとは思います。














ゴーヤの種取り


ゴーヤの種をとって、来年、種まきからゴーヤを育てたい場合には種をとります。おそらく、1、2個くらいは取りそこねて黄色くなったゴーヤが出てきてしまうと思います。それから種をとればいいと思います。特に採種するなら、夏の後半はすぐに黄色くなるので取りやすいです。

節成ゴーヤのたねをとっても、来年育てたゴーヤが節なりになるとは限りません。これは運でもありますが、あまり期待しないほうがいいと思います。かけ合わせて一代目は、両親の特徴を持ったゴーヤができるのですが、このように自家採種した場合は、そのようにいいところがでるとは限りません。どちらともない変な形の実が少しだけ収穫できて終わることもありえます。これだけはなんともいえません。

また、これを代々自家採種していくと、先祖返りをすることがあるようです。これは遺伝的にはよくあることなのですが、元の親のどちらかの形質 を持った種になるようです。興味がある方はためしてみるといいかも知れません。種類の違うゴーヤの雌花と雄花を受粉させるとどういうゴーヤができるか、来年の楽しみの1つとなると思います。



黄色の完熟ゴーヤから赤い種













黄色いゴーヤと赤い種の味


食べて何かの害があっても自己責任ですので、ご了承ください。少しだけですが食べてみました。毒が生成されていないという前提で考えていますが、物質に何らかの変化が起きて食べれなくなるという恐れもありますのでご注意ください。

どうにかして料理に使えないかと考えてみました。 黄色いゴーヤはゴーヤチャンプルにはできないと思います。ぼそぼそとして、細かく砕け散ってしまうからです。また、苦い味もどこかへいってしまっています。

逆にこれを利用すると、ポテトサラダのようにできないか?などと想像してしまいます。とにかく、形を崩して何かの練り物に混ぜ込むということです。苦味がない分、混ぜても違和感がないのでいいかもしれません。ただ、栄養素はのこっているのか不明です。

次に甘い赤い種の部分はフルーツのお供に使えそうです。食感もそこそこあり、食べている感じがしますので、フルーツポンチに入っていても美味しいかと思います。ゼリーに入れてもいいですね。もちろん、中のかたい種は取り除いた後ですが。今後も研究していきたいです。












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