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ゴーヤの肥料と土

特にプランターなどでゴーヤを作る場合、どういう土が最適なのか?ということを考えると良いかと思います。追肥なども考えていきたいと思います。普通に培養土やゴーヤの土というものをかえばすむのですが、少しだけ考えてみました。特に有機肥料は例え成分が何%入っているといっても、それが分解されて吸収可能な状態になるかどうかが、肥料ごとによってことなってきます。牛糞と鶏糞では窒素分などは倍くらいの吸収効率の違いがあるようです。これでは、計算よりも2倍多く与えなければいけません。また、翌年はそれが分解されて栄養分になるので、こんどは減らす必要があったりと、難しいものです。また、堆肥などは求めていない物質まで入っている場合もあり、なかなか専門家も難しい判断が必要なようです。

個人の家庭菜園などで肥料についてちゃんと理解しようなんていうことが無理な話なのかもしれません。また、有機肥料に注目が集まりすぎていて、無条件に使えばいいという感じも良くないかと思います。

肥料に関しては大変奥が深く難しいことが多いです。また、環境によって全く与える量が異なってきますので、あまり正確な情報として参考にしないでください。


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ゴーヤの肥料、土

ゴーヤの肥料、土



沖縄県のゴーヤの施肥標準

ゴーヤは九州などでもさかんに栽培されていますが、やはり沖縄というイメージですので、沖縄県の例を調べてみました。 農林水産省の資料では、N:P:K=26:32:26(kg/10アール)となっています。 *肥料ごとの成分比率とは単位が異なりますのでご注意を。
改良品種型のゴーヤの施肥量で、在来種は、N:P:K=16:25:16(kg/10アール)となっています。改良品種の場合、追肥は合計でもこの量の5%程度しか与えないということらしいです。与え方は液肥でとありました。つまり、ほとんどが基肥でまかなえということです。これであの立派な沖縄のゴーヤが出来上がっているわけです。この基肥の量は他の野菜と比べるとダントツです。2倍くらい違うものもありました。予想していましたが、やはり追肥は実質的に不可能ということなのでしょうか。何かこれを見て納得してしまいました。


ゴーヤの肥料−油かす

肥料成分は、N:P:K=5.5:2.5:1.3(菜種)
N:P:K=7.3:1.5:2.0(大豆)


ゴーヤの肥料−米ぬか

肥料成分は、N:P:K=2.0:5.0:1.0
米ぬかについている成分が発酵を促してしまうので、地中に施肥すると発酵熱で、根がいたんでしまうかもしれません。これを単体で肥料として使うには使い方に注意が必要です。


ゴーヤの肥料−牛糞

肥料成分は、N:P:K=1.0:1.3:2.0(発酵牛糞)
おそらく、この肥料も沖縄の有機肥料に近いのではないかと思います。バランス的にはカリウムが多いので、これだけで要求量をまかなおうとすると、大変カリウムが多くなってしまいそうです。多いとどういう害がでるかはわかりません。牧草などを食べていると考えると、分解されるのに時間がかかるので、長期間肥料効果が持続してゴーヤにはいいかと思います。一年中暖かい地域ではないので、定植してから収穫までは長い時間が経過します。そういう時に、こういうことはありがたいです。








ゴーヤの肥料−鶏糞

肥料成分は、N:P:K=3.0:5.3:3.3(発酵)
意外と強烈な匂いがしますが、値段も手頃なので大量に使うときにはいい肥料です。ゴーヤのように、元肥を与えてから長期間経ってから収穫が始まる場合に、鶏糞は土壌中で肥料成分を保持して残っているのでしょうか。分解されやすい気がします。


ゴーヤの肥料−豚糞

肥料成分は、N:P:K=3.5:6.3:2.3(発酵)
沖縄では豚料理が多くあります。肥料も手に入るのではないかと思います。そういう意味では、豚糞たい肥を使うのもこだわりのゴーヤ栽培といえるかもしれません。しかしリン酸がやけに多くなってしまいます。


有機肥料の成分調節の難しさ

どう組み合わせれば、施肥標準のとおりになるのか?パズルのように組み合わせてもうまくはいきません。結局、だいたいで考えるしかないのかもしれません。有機肥料だけでやろうとすると。多めに与えて、成分をまかなうのかもしれません。しかし、窒素が多いとあまりいいことは起きないようなので、窒素以外を多めに調節するのでしょうか。どうやるのがベストなのかはわかりません。


ゴーヤの肥料−追肥

非常に長く広く伸びるツルと同様に根が広がることを考えると、一面に追肥を与えないといけません。そう考えると、一箇所に施肥する追肥はとても難しいです。若干量を液肥で水やりと一緒に与えるぐらいしかできないのかもしれません。


化成肥料

成分が完全に調節できる、そういう点では優れた肥料です。


有機配合肥料

有機肥料のバランスの調節を化成肥料で行なっています。配合比率は製品によりまちまちです。


液肥

化成肥料から作られている液肥は市販されています。規定の濃度に薄めれば根やけもせずに即効性もあります。有機肥料の液肥は油かすの液肥などがありますが、とにかく発酵して異臭が大変です。



ゴーヤに求められる肥料や土の条件


ゴーヤの産地でもないかぎり、露地ではほとんどゴーヤが育つのは1年のうちのごく限られた期間だけです。しかし、5月初めには苗を買って植えているご家庭がほとんどです。

しかし、実際にゴーヤが本格的に成長を見せるのは、7月以降となっています。この間2ヶ月はあるわけです。この間の成長はほとんどないに等しいくらいといっても言い過ぎではないかもしれません。

この間に必要とされる肥料分はほんの僅かでしょう。おそらくそう思います。その後、2ヶ月後から聞いてくるような肥料がベストだと思います。そのような肥料はあるのでしょうか?緩効性化成肥料なら可能かもしれませんが、自然の有機肥料で賄うとするとすこし難しい気がします。

そこで、追肥にたよる方がいいような気もします。おそらく、南国のほうでは、すぐにものすごいいきおいで成長するのだと思います。それくらいの気候であれば、元肥にほとんどの肥料を施肥してもいいかもしれません。

しかし、平野部などでは、元肥を減らして追肥に重点を置いたほうがいいのかもしれません。

バークチップや牛糞堆肥は土壌改良材としての役割にはとてもいいです。しかし、栄養分をあまり持っていないので、ほかの肥料とあわせて、バークチップなどに栄養分を吸収させて保持させるようなイメージでいくほうがいいような気がします。

牛糞と鶏糞どちらがいいの?という選択がありますが、混ぜるといいのではないでしょうか?ついでにバークチップも。そうすることでだいぶ肥効が長続きしそうです。

また、追肥には有機で速効性があるのは菜種油かすが安くて便利です。ほんとうに速効性があるようです。なたね油の抽出方法が変わったからのようです。また、鶏糞もや豚糞もわりと速いです。しかし、匂いが少し大変かもしれません。

有機肥料にこだわるならば、これらのものを発酵、粉砕し、ペレット状にしたものがあり、匂いもなく便利です。




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ゴーヤの育て方

ゴーヤはとにかく、元肥が多くあるといい野菜の1つです。牛糞などの堆肥をたくさん入れておきます。また、化成肥料や油粕などのすぐに分解される肥料よりも、牛糞などの堆肥の方が長期栽培のゴーヤには適していると思います。もちろん、追肥をしていくのも可能ですが、地面に植えた場合は思いのほか、広く根が伸びますので、追肥もままならないかもしれません。

白ゴーヤー

白ゴーヤとは 白ゴーヤは、薄みどり色から純白まで数種類あるようです。また、節成りタイプから節成でないタイプまであるようです。苦味が少なく、色が白い。とてもゴーヤとしては特徴が薄れていますが、食感だけはあると思います。 やはり、純白のゴーヤは希少性があるようで、とても高価な感じがします。形も様々で、中長タイプの白いものから、あばしゴーヤの白いタイプのようなもの、外国のゴーヤのようにイボの少ないものとあります。

黄色の完熟ゴーヤから赤い種

ゴーヤは完熟すると、とても鮮やかな黄色からオレンジ色の果皮と赤い種になります。これはとても綺麗です。しかし、人が食べるときには困ったことです。どうしたら黄色くなるのか少し考えてみました。 ゴーヤが黄色くなる前に収穫する

ゴーヤのグリーンカーテン

温暖化の影響か、すっかり猛暑日が増えました。さらに電気の節約が現実的に必要に迫られてきました。エコというより、現実的な節約術になりつつあるようです。

ゴーヤの種のとりかた

ゴーヤの種は完熟したゴーヤから採種する ゴーヤは緑色のうちに収穫して食べます。これは未熟果という状態で、完熟ではありません。フルーツで言えば、美味しいくない、熟れていない状態です。同様にに種もちゃんと成熟していません。