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白ゴーヤー

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白ゴーヤー


白ゴーヤー

白ゴーヤとは


白ゴーヤは、薄みどり色から純白まで数種類あるようです。また、節成りタイプから節成でないタイプまであるようです。苦味が少なく、色が白い。とてもゴーヤとしては特徴が薄れていますが、食感だけはあると思います。

やはり、純白のゴーヤは希少性があるようで、とても高価な感じがします。形も様々で、中長タイプの白いものから、あばしゴーヤの白いタイプのようなもの、外国のゴーヤのようにイボの少ないものとあります。

どれも白ゴーヤというくくりで呼ばれているようです。また、さつま大長れいしというものがありますが、一応、白っぽいのですが、これは白というより薄緑色です。苦味もあります。これを白ゴーヤのくくりに入れるのは少し違うように感じます。



白ゴーヤの栽培


栽培は、白ゴーヤといわれている品種を種や苗で手に入れて、育てます。多少葉が白いような感じもしますが、緑色です。おそらく、通常のゴーヤーで改良品種で肥料がきいて、樹勢が強いものは大変、緑が濃いですが、白ゴーヤと呼ばれるものは若干、緑が薄いです。また、雌花の付け根の実の元となるところも白く、花自体も違いがあるものもあるようです。

節なりの白ゴーヤは1種類くらいしか、分かりませんが、個人が購入できるような状況ではないようです。

苗のみの販売で白いというゴーヤは節成ではありませんでした。強いて言えば、あばしゴーヤの白いバージョンという感じです。

そのため、実はなりますが、ものすごくたくさん採れるということは期待できないようです。



白ゴーヤー
とても良く目立ちます。
緑のゴーヤは取り損ねることがありますが、これなら見落とすことはないでしょう。

白ゴーヤー
白ゴーヤの雄花です。白いです。

白ゴーヤー
白ゴーヤの雌花です。緑が少し残っていますが、肥大すると白くなっていきます。

白ゴーヤー
少し肥大した状態です。

白ゴーヤー
品種によっては、白ゴーヤでも節成りに近いものもあります。

白ゴーヤー
とにかくよく目立ちます。






白ゴーヤの味


ゴーヤーは緑じゃないと食欲がわかないなどといいますが、白いと確かに違和感があるのは確かです。また、苦味が少ない、無いなどというPRも逆にマイナスなのですが、強調していたりします。
栄養もなんとなく、緑のほうがありそうだと思ってしまいます。とくに苦味成分が有効な栄養素であるため、苦味が少ない=効能が少ない=よくない品物と理解されてしまいがちです。

品種にもよりますが、写真のゴーヤーは食べてみると、苦味は普通にありました。甘いかと思いましたが、普通にゴーヤです。ただ、色が白いだけです。

食感も悪いのでは?と思っていたら、全く歯ごたえがあって変わりありません。

ただ、大きさがさきほどの品種のはなしで、品種改良がまだそれほど行われていないようで、小さいものが少しなるだけです。小さい、少ないのではあまり大量に使う料理には適さないかもしれません。

そもそも、青果店で白ゴーヤが売られていないので、作るしかありません。

ただ、普通にゴーヤの味がしますので、この色を活かして良い料理があるのではないかと思います。



白ゴーヤー

白ゴーヤー
成熟してくると白さがますようです。

白ゴーヤー  白ゴーヤー
肥大とともに完全な純白に変わるようです。部分的に緑が残っています。
ヘタの所は最後に白くなるようです。

白ゴーヤー
白くて美味しいのですが、いまいち小さいです。
あばしゴーヤのようでした。




少し緑色の白ゴーヤ




白ゴーヤー

純白ゴーヤーとして苗を買ったもので、品種は不明です。どのようなものかとおもい、育ててみると中々、育ってくれません。暑さとともに成長が激しくなったかとおもいきや、普通のゴーヤーよりも草勢が強く、茎もとても太くなりました。

この勢いはなんなのだ?という感じでしたが、雌花はまばらですが、一応、ちらほらと果実が見えます。1週間後、見てみるとびっくりです。なんという巨大さ、こんなに立派なゴーヤができたのはびっくりでした。特に大型品種でもなかったので、おそらく、太ゴーヤーというタイプの系統なのかもしれません。



白ゴーヤー
薄い緑なのでワタも残っているのかとれているのかわかりづらいです。

白ゴーヤー
かなり大きく重いです。360gでした。普通の節成ゴーヤとは違います。
デコボコがとても大きく、滑らかです。

白ゴーヤー
直径が7cm超でした。

白ゴーヤー
皮の厚さが1.5cmもあります。
重いわけです。これだけ食べる部分が多いということになります。




夏の野菜といえばゴーヤですが、夏の栽培と言えば、ほんとうに大変なのが、雑草の対策です。本当にやっている方は、防草シートを使ってハウスで育てているはずで、関係ない話ですが、夏の家庭菜園は過酷です。連日35度以上になる中、日陰のない畑でひたすら雑草除去をするのはかなり、体にこたえます。

雑草抜きは、基本的に家庭菜園はみな趣味でやっていますので、不慣れな雑草抜きなどがありえます。そして、普通は、小さいうちに引き抜いてしまうのでさほど大変ではないのですが、大きく成長した雑草は地獄の草となります。

白ゴーヤとて、雑草に囲まれたらひとたまりもありません。上はツルで、上空を制圧して太陽光を独り占め出来ますが、そうなるまえにやられてしまうことがあるので重大です。

それは、たとえば、雨が長く続く梅雨。冬が明けてGWに入って、太陽が暑くなったかと思ったら、豪雨が連続して2ヶ月続いて、そのまま梅雨入りして、梅雨入りしたまま、台風の連続襲来に陥ったとします。

こうなると、休日しか畑へ出れない、畑へ出る日が雨、ということが増えます。

また、とにかく、寒く、ゴーヤが成長するのに必要な暑さがたりないので、成長が遅くなります。白ゴーヤは特に暑いほうがいいように思えます。とくに、伝統種などは、強健改良されたゴーヤなどに比べると、成長が弱いですし、高温を要求します。冷夏には弱いです。

すると、雑草はどうかと?雑草は基本的に牧草的なものが多く、牛でも放牧するならいいですが、寒い環境でも育ちますし、長雨なんてものともしません。むしろ成長します。

ここで、雑草抜きが出来ずに2ヶ月成長した、雑草。いや、イネ科の植物はどうかと?

おそろしいです。木になっているものもありますし、根は半端ないです。密集具合も増毛でもしたのかというほどにびっしりと生えてきています。どうしてこんなに生えたのか?だれか手先の器用な人が植えたのか?そんなわけもなく、雑草はすぐに種を飛ばしますので、それがまかれていたのでしょう。

ここで、注意事項!

雑草は無理に引き抜いていたら1時間で体の筋肉を傷めます。次の日に、首肩の筋肉に激痛が走り、2,3日不快感が続くことでしょう。

これを、炎天下の中やれっていうんですから、それは地獄で、できるだけ早く終わらせたいと思うの普通です。

でも、力を入れたら負けです。

雑草は力を入れずに抜いたり切ったりします。

どうやって??

それは、雨で湿った状態の日の土が理想で、それでさらに雑草抜きツールを使います。

機械化はしていないし、除草剤は撒きたくない、撒けないのが普通ですから、手作業で抜きます。

そうはいっても抜けません。

力を入れずに???

そのときに、地面に突き刺す鎌のような形で、返しがついた除草ツールがあります。400円程度からあります。鋭くないほうが安全です。

これを使うと、雑草を左手で軽く握り、右手でツールで根元を鎌のようにこそぎとります。そこで、軽い力で、抜けるもの、切れるもの、とあります。

抜き取りたいときには、地面際を引っ掛けて抜くと、ごそっとぬけますし、とりあえず、カットだけでもというのであれば、薙ぎ払えば、草は切れます。

そこで、残ったものは、大きいスコップなどを使って、足で体重をかけて掘り起こして作業すればいいわけです。

無理をしないことです。それが一番効率的な方法であるからです。

ただ、この白ゴーヤーは、普通のゴーヤ同様、雑草の被害には比較的強いと言えそうです。

ゴーヤのツルは針金のようですし、葉は隙間なくびっしりと、、、根は雑草のように強烈です。

つまり、雑草みたいなもんです。

ただ、高温じゃないとだめなので、冬が長い日本の場合は、一部地域を除いて、寒いうちは白ゴーヤの成長を手伝ってあげる必要があります。




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