ゴーヤを収穫してみる!
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ゴーヤの収穫、
ゴーヤの収穫時期は?
気温にもよりますが、ゴーヤの収穫時期はおよそ開花後2週間から3週間くらいです。雌花があれば通常は何もせずに実がなります。ただし、虫がいないような場所の場合、特にマンションの高層階のベランダや都心などでは、人工的に受粉させる必要があるかもしれません。また、節成ゴーヤは注意書きにゴーヤを2,3本以上近くに植えるようにという注意書きがあったりします。これは、雌花が多いため同時に雄花がさく確率がさがるので何本かのゴーヤを一緒に育てることでこれをうまく受粉させようというものです。多く実がとれるのはいいことですが、こういう問題もあるようです。
黄色くなって割れる
収穫しようとしたらゴーヤの実が黄色くなって、ぱかっと割れていました。ゴーヤを育て始めて、最初の年にはよくやってしまっていたのですが、まだもう少し大きくなろうなるだろうと思ってしばらく様子を見ていました。そうすると翌日には黄色くなってきて実が割れ始めてきました。そしてゴーヤをあわてて収穫したところとても柔らかくなってきて、実が崩れてしまい中から真っ赤な種が出てきました。実はやわらかくて中から赤い種が出てくるという非常にインパクトのある光景だったので、収穫して食べるどころではありませんでした。驚きのあまり動揺しているといった感じでしょうか。
これはゴーヤを収穫しないでほっとくと必ず黄色くなってしまうのですが、なぜ黄色くなるのかというと、トリが実を食べて赤い種を食べて、その種を遠くに運んでもらうためです。黄色い外側の実はとてもよく目立ちます。また、真っ赤な種には甘い味がついていて、トリが好むようです。つまりこの黄色くなった状態がゴーヤの完成形なのです。しかし人間にとってはありがたくありません。種は確かに微妙に甘いのですが、実は柔らかくてもさっとしています。今はこの黄色いゴーヤを収穫してどうにか食べる方法ないかと考え中です。
ゴーヤの実が大きくならない
何日待ってもゴーヤの実が大きくなりません。いつになったら収穫できるのでしょうか?そういう経験があります。夏場も8月後半へ入り、もう暑さも長く続いてゴーヤもある程度収穫できたころです。この頃にはゴーヤの葉がびっしりとおおいしげって、実が見えないくらいだと思います。こうなってくると、実はたくさんなっているのになぜか大きくならないということが起きるかも知れません。ゴーヤの栄養が実に十分に行き渡らなくなっているのだと思います。もう、根はびっしりと張り巡らされて土壌中の栄養分もだいぶ吸収しきったころだとおもいます。水分は補給することができますが、畳何枚分かに広がったゴーヤの葉から蒸発する水分量は何リットルか?相当な量です。バケツ1杯分くらいかもしれません。それを毎日繰り返せるならいいですが、庭先でもないかぎりなかなか難しいです。プランターの場合はすぐに水がきれてしまいます。朝晩二回は必須です。ゴーヤも収穫がはじまって、このころになるとスタミナ切れです。追肥を忘れずに行いましょう。
収穫しようとしたら実に穴があいていた!
真夏の暑い時期に害虫が出ます。特に地面に実が着いている場合はかなりの確率で虫が入っていました。幼虫のような感じの虫でしたが、やはり、地面を伝って移動する方が安全なのでしょう。ゴーヤの実は地面につかないように管理したほうがいいです。また、虫は肥料をたくさんあげると野菜から匂いがでるようでそれを察してすぐに食べにやってきます。これはほかの野菜でも同じですが、だいたい肥料をあげた直後が狙われやすいです。ですので、追肥は一気にたくさんあたえるのではなく、少しづつ、分散して与えたほうがいいです。
実に穴があいたゴーヤは収穫して食べようとしても柔らかくなっていたり、腐りかけているものが多く食べられないことが多いです。これではせっかく苦労して長い時間かけてゴーヤを栽培してきたのに、食べられてしまうという残念な結果に終わってしまいます。ゴーヤを作っていて一番ショックなのはこの時だと思います。